2016.02.29 14:59題詠100☆2016 投稿100首2011年から5年間、毎年参加させていただいてきた「題詠blog」。今年からFacebookへ移行されるということで、わたしはもう参加できないなぁと嘆いていたのですが、主催の五十嵐さんのご好意によりお題だけお貸しいただけることになりました!五十嵐さん、そして取り次いでくださった中村さん、ありがとうございます。そんなわけで今年はTwitter上のみで100のお題に沿ってゆるゆると作歌を楽しませていただきました。毎年2月の楽しいイベントに今年も参加できて嬉しいです♪(*´ω`)001:地/銀色のエスカレーター地下街へ潜れば恋に溢れる二月002:欠/今晩はやけにさみしい青白く欠けた月など見たせいですか003:超/超越のオレンジ高すぎるヒール誰もが変わりたいの...
2016.02.27 04:00「歌茶会」に参加してきました!歌茶会@大阪なんば2月26日(金) 14~17時半塩谷さんが企画してくださった「歌茶会」に参加してきました。今回は喫茶店の一角をお借りしての開催ということで、あまり大人数になってもいけないと、参加者は6名。塩谷風月さん、雀來豆さん、村田馨さん、麻倉ゆえさん、九条しょーこさん、そしてわたし、という顔ぶれ。…年齢の幅がすごいです。大阪の御堂筋線なんば駅から少し歩いたところにある昔ながらの喫茶店を、塩谷さんが予約しておいてくれました。6人なのに8名分の(最終的にはテーブルをくっつけて10名分くらいの)席を用意してくれた喫茶店さん、本当にありがとうございます…(-人-)座ってすぐに名刺交換や雑談が始まったのですが、とりあえず注文注文…!メニューの種類が豊富だっ...
2016.02.24 13:11【第四回 鳥歌会onTwitter】詠草一覧【第四回 鳥歌会onTwitter】の詠草が揃いました。皆さんお忙しい中のご参加ありがとうございます!以下の15首となります。★第四回 鳥歌会onTwitter 題詠orテーマ詠「早春」A やわらかくあなたの髪をゆらす風 新芽をほどく音が聴こえたB くちびるを咲かせてしまうゼピュロスの訪れはやく乱れてしまうC 三月の雪淡く降るこの町の五度目の春をためらうようにD 溢れいず微笑みのまま飛び出したひとつのさくらを見送る窓辺E 鳥瞰図を描いておれば早春のビルはこんなに白かったのかF 大学の木々はのんびり春を撒き卒業式に若葉を揺らすG 雀らは固き蕾の枝に寄る春は名のみとくちづさみつつH 「視覚には頼るな」と言うプロと行く夜の探検春探し編I もっとあかくなければ...
2016.02.23 04:49【第四回 鳥歌会onTwitter】を開催します。短歌を愛してやまない皆さんこんにちは。突然ですが、このたび【第四回 鳥歌会onTwitter】を開催します。日程や歌会の流れなど以下詳細です!(σ`・ω・)σ★2/23日の22時まで・・・参加者募集@torikakaiまでリプライor DMにて参加表明をお送りください。(どなたからでもDMを受け取れる設定にしています)定員は15名までとします。15名を超える場合は抽選で詠草参加者を決定。15名に達しなくても募集期間が終われば締め切ります。参加される方は@torikakaiのアカウントをフォローしてください。★詠草受け付け→一覧にして発表23日22時の時点で参加者の募集を締め切り、15名を超えている場合は抽選を行います。外れてしまった方はごめんなさい。ま...
2016.02.23 04:382016/2/228682 075:肝/うららかな午後のカフェにて肝試しみたいに白い友の報告8681 074:弦/潤む目に上弦の月 腹の奥までいっそ鉄色に染まれよ8680 073:なるほど/なるほどね、としか言えない 純白の心が欲しかったと言われても8679 072:還/後悔をしていいのなら色付いてしまう間際のふたりに還る8678 071:尻/帳尻を合わせるようなやさしさをしらじら浴びる折檻のあと8677 070:凝/凝固したこころに春をそそぎこみ耳を澄まして雪解けを待つ8676 069:枕/赤い目をひらきはじめる朝が射す 眠れないのは枕のせいだ8675 068:国歌/唯一の歌を掲げよ唇を国歌に染めて死にゆく僕等8674 067:挫/骨までも真白く凍りつきそうだ挫いた恋...
2016.02.23 04:382016/2/208672 追い風となれこの声をこの歌をあなたが春と名付けるならば8671 066:瓦/くすむたび砕いてしまうぱきぱきと夜ごと瓦礫のこころが騒ぐ8670 065:均/均一のやさしさじゃなく執着の暗く爛れた心を見せて8669 064:あんな/あんなひともうすきじゃない みずいろの朝焼けに溶く嘘になるよう8668 063:律/油彩画のような窒息 約束を律儀に守られていく日々は8667 062:歴/歴代の彼氏を指折り数えてるあなたに秘めたままの色彩
2016.02.23 04:372016/2/198666 061:版/初版本集める趣味を持つひとに初めてなんて鈍く吐く嘘8665 060:菊/菊を買う 離れることを愛として葬るまでの白い逡巡8664 059:ケース/ごく稀なケースであった 初めてのランチそれからさみしい夕日8663 058:囚/後ろから囚われておくパステルの甘さがほしい春の宵には8662 057:狼/雪の朝まっ赤なコートにつつまれて会いにゆくわたしの狼に8661 056:蓄/青色のひかりを内に蓄えてその指に放たれる日を待つ8660 055:心臓/取り出して眺めてほしいどんなにか君に色づく心臓だろう8659 054:暴/足りなくて終わった会話 夕闇にまたさみしさが暴れはじめる8658 053:波/波のようにすきだと告げて砂色の孤独を指...
2016.02.23 04:372016/2/188655 050:凸/凹凸のない闇に沈み込んでいる着信ひとつ与えられずに8654 049:振/すききらいすききらいすき毎夜ごと振り子のように滲む心音8653 048:事情/いろいろと事情があって真っ白なひかりを浴びに向かう自販機8652 047:軍/どれくらい待てば攫ってくれますか朱く気弱な我が軍師殿8651 046:才/才能をひとつひとつと捨てていく淡くあなたに愛されたくて8650 045:フィギュア/しとしととみずいろの窓かたまった笑顔のフィギュアひとつ飾った8649 044:欺/欺いてほしい青すぎる空だから正しさだけの日々じゃないから8648 043:麦/小麦粉か何かでできているこれは温くて白くてあなたのようだ
2016.02.23 04:362016/2/158645 ひとつだけフォルダを消した今日からは特別じゃなくなるひとの名の8644 もう過去になるものばかり抱き寄せてベッドの隅で繭になりたい☆8643 目を閉じて深い宇宙に温かな雨を降らせる眠くなるまで8642 これは過去もう遠い過去あのひとがわたしのものであった錯覚8641 諦めることを諦めたくなってふたりの日々を辿るゆびさき8640 さみしさをどう処理すればいいのだろうちくちくと静寂に刺される8639 話さない約束を忘れたくなる闇ばかり広がる夜の底
2016.02.23 04:362016/2/148638 042:臨/三ヶ月ぶりのあなたに臨むとき心は固く青い手触り8637 041:ものさし/真っ白なものさしを押し当てられてわたしは間違ってばかりいるね8636 040:咳/すこし咳き込む夜の道さっきまで風邪のあなたに包まれていた8635 039:迎/ゆびさきを迎えるように目を瞑る オレンジの残像、そして熱8634 038:宇/漆黒の宇宙にぽかりと浮かんでるような夜です ふとんに潜る
2016.02.23 04:352016/2/128632 037:飽/飽和する七色の虹 その声に後ろから抱きしめられるとき8631 036:味噌/味噌を溶く荒れた手を愛しむように淡くくちづけくれるこいびと8630 035:貰/貰いたいものならひとつ闇ばかり広がる夜におやすみの音8629 034:召/いろいろと隠し味とか入れたけど真っ黒だけどさあ召し上がれ8628 033:イスラム/ただ食べて歌って眠れどこまでも青一色のイスラムの空