2010.10.29 08:02201010281035 浮き沈みするような恋に疲れたの 心を君で満たし過ぎてた1034 たくさんの媚薬味わいときめきを食むだけの恋なら簡単で1033 目指すのは大人の恋だ ひとことで浮き沈みするような恋でなく1032 もう恋をしたくないとか思うような恋はしてないはずだったのに1031 いつだって話がしたいけど我慢 君を拘束したくないから1030 嫌われることが怖くて素直ではいられず恋は臆病になる1029 沈黙に近付くその手 緊張を隠す唇 観覧車揺れ1028 祈るように眠りにつこう今日もまた笑顔の君に会える気がして1027 手を広げ迎える君に飛び込んで気付く (私の夢なんだ、これ)1026 期待するだけ無駄と言い枕の下に閉じ込めた恋と携帯1025 「二回目のデートは観...
2010.10.28 04:57201010261020 下りくるエスカレーター駆け登り去る君追えど離れるばかり1019 どうすれば良かったなんて間に合わず恋の終わりはいつも唐突1018 行き止まり前も後ろも進めない夢 現世(うつしよ)の心の鏡
2010.10.26 05:13201010251017 限界を楽しむように目を捉え名を囁く君 拘束の呪文1016 唇を微かに震わせ吾の名を切なさとともに吐き出した君1015 ふと空を見上げて明るい月に君 浮かべた瞬間メール着信1014 バッドエンドしかない恋だと知っていた けれどそれまでは本物だった1013 炊飯器の横でただじっと待つだけの朝 ふつふつと沈黙の思考1012 恋をして恋をされたという事実 痛みとともに胸に抱きゆく1011 知らぬ間につけた心の裏の傷 触れることも癒すことも出来ず1010 ひとことで壊れた恋はどれだけの補修重ねても戻らない過去1009 知らぬ間に離れゆく君のその心 追うこともせずただ爪を噛む
2010.10.25 08:14201010241008 温めて欲しい すぐ冷めるスープとか冷えた手足とか終わる恋とか1007 携帯にあなたの名前浮かぶたび溜息 恋の限界を知る1006 雨音は眠る間に消えていて残るは雑音ばかりの心1005 すぐ人を愛せる君は良いところ見つけることが上手いひとなの1004 夜風入り濡れた頬ひやり撫でてゆく優しい別れなんて知らない1003 さよならを迎えた夜もなにひとつ変わりはしない独り寝の部屋1002 これでもう聴くこともない 好きだった君だけが使う私の呼び名
2010.10.25 08:12201010231001 覚醒をしきれていない脳の中真先に浮かぶはあの日の君で1000 生きる喜びも哀しみも虚しさもすべてを歌に詠める幸せ0999 退屈な日々に風穴開けたひと ふわり舞い込むなないろの恋0998 毎日に君の姿は薄れゆき胸にぽかりと残る空洞0997 君の名を声に出すことすら出来ず密かに終わりゆく恋を見る-----------------------------------------------------------ついに1000首突破。1000首目は喉の腫れる風邪と闘いながら布団の中から。
2010.10.21 01:37201010200995 名前呼ぶ声も出ぬまま熱病に侵された脳は君で溢れて-----------------------------------------------------------ふと気づくと、Twitterで短歌を詠み始めてから、あと5首で1000首。最近なかなか歌が詠めないのですが、せめて1000首目は自分で納得のいく歌が詠めたらいいな…(´・ω・`)
2010.10.19 03:28201010180994 手に頬に触れた指先躊躇していると知ってる手探りの午後0993 駅に着くたびに深呼吸あと少し君の笑顔を知るための今日0992 このままが良かった 危ういバランスで楽しさだけを貪った恋0991 ふいに落つ涙の理由(わけ)もわからずに振り返ることも出来ない恋だ0990 決意とか決心だとか簡単に鈍る今朝もまた君に触れたい0989 憂いまで乗り越えてしまいたいとさえ思わせるのは本物の君0988 憂いとか孤独とか心締めるけどこれも君だけがくれる感情-----------------------------------------------------------「けふこえて」。
2010.10.18 02:08201010170987 また会えた時には君の体温を感じてみたいと秘密の約束0986 指すらも触れない君が切なくて 「大切になんかしなくて良いよ」0985 景色など眺めつつ隣の君の手に触れたくてでも遠過ぎて0984 目の前でアールグレイを飲む君の腕に見蕩れた駅ナカのカフェ0983 しわくちゃの真白なシーツ浮かぶ染み 真夜中の君を思い出す朝0982 ぼんやりとアルコール漂う脳で君の切なさをシーツに映し0981 毎日はただただ平らに過ぐ 心舞う日夢見た まだ見ぬ君に0980 約束は出来なかったのいつだってやめられる恋と知っていたから0979 唇に唇重ねるそれだけで崩してしまう君が悔しい0978 想い出という名の重石集めては積み重ねる足元 生きるため0977 のんびりと背中...
2010.10.18 02:07201010160974 満ちてゆく月は甘やか沈みゆく心照らした溺れていよう0973 剥き出しの心で恋をするほどに無垢ではないと唇を噛む0972 裸眼では何も見えないライトなど消さなくて良いと眼鏡取る君0971 涙など流れもせずにこの恋は長くないこと悟ったあの日0970 眠たげな瞼堪えてまだ眠くないよと強がるふたりの夜更け0969 冷たげな月に重ねる吾が心 日に日に細く欠けてゆく恋-----------------------------------------------------------「つねならむ」。
2010.10.16 03:06201010150968 そんなにも愛しい視線投げないで 反らせなくなる 君におちてく0967 冷静になれずに君と歩く道レースの裾の揺れるを見つつ0966 ただ君に触れたいだけで溜息は絶えることなく胸に満ちゆく0965 寄り道や回り道さえ楽しくて酔いしれていた君との恋路0964 髪に手に触れられる日を数えては心飛ばした遠い君まで0963 私から言えないけれど気付いてよ別れ際には足りない何か0962 君がくれる想いと同じ大きさになるまで待とう秋のあいだは0961 まだ恋と呼べないほどのときめきを育てるために足りない勇気0960 始まりの合図聞こえた胸の中踏み出す一歩まだ迷ってる-----------------------------------------------...