2010.10.01 03:28あいうえお短歌集のお知らせ最近お遊びがてら詠んでいた「あいうえお短歌」も、ついに「あ～わ」まで詠み終わり、一応の終焉を迎えましたので、電子書籍に歌集としてまとめてみました。お時間の空いたときにでもちらりと見ていただけたら幸いです。パブー電子書籍「あいうえお ～四十五首のみじかうた」（こはぎ）http://p.booklog.jp/book/10398紅く紅く彩(いろ)付くこころ歌に込め描くは君へのたゆまぬ想い
2010.09.30 01:21あいうえお短歌【わ】【わ】 私から「好き」のひとこと聞き出して わかっているの？次は君だよ-----------------------------------------------------------【あいうえお短歌こはぎルール】★歌の一文字目が該当の音から始まるように。★一首の中にふたつずつ該当の音を入れるように。★5首ワンセット（例：あいうえお、かきくけこ…）
2010.09.30 01:20あいうえお短歌【ら】【ろ】 蝋燭の揺らぎ見つめつ君と杯交わした夜にロマンスひとつ【れ】 冷凍し凍らせてしまえこの心 連絡を待つ日々辛過ぎて【る】 「涙腺が崩れる前に抱いてよ」とルール無視して壊れそうな君【り】 理由など知らない 気付いたら君に惹かれ落ちてた 林檎のように【ら】 乱暴に君が投げつける言葉粒 それで楽になれるなら聞くよ-----------------------------------------------------------【あいうえお短歌こはぎルール】★歌の一文字目が該当の音から始まるように。★一首の中にふたつずつ該当の音を入れるように。★5首ワンセット（例：あいうえお、かきくけこ…）
2010.09.30 01:19あいうえお短歌【や】【よ】 夜の中弱りて立ち尽くす君を包んで言わせない「さよなら」は【ゆ】 ゆるやかに傾き揺れるこの心 夕闇に映る別れの予感【や】 やがて来る最期の日にもやわらかな笑顔でいたい優しい君に-----------------------------------------------------------【あいうえお短歌こはぎルール】★歌の一文字目が該当の音から始まるように。★一首の中にふたつずつ該当の音を入れるように。★5首ワンセット（例：あいうえお、かきくけこ…）
2010.09.30 01:18あいうえお短歌【ま】【も】 もうずっと側に居た気がする君と繋がる心は脆く危うく【め】 目を逸らす君が可愛い 悪戯に目線捉えて遊んでみたり【む】 無理をしてまで会いにくる無茶な君 胸に棲み付いた無垢なるその眼【み】 見つめてることさえできず目を伏せて君に魅せられた初めての夜【ま】 毎日に君の記憶はまた巡り待ち続けている次の約束-----------------------------------------------------------【あいうえお短歌こはぎルール】★歌の一文字目が該当の音から始まるように。★一首の中にふたつずつ該当の音を入れるように。★5首ワンセット（例：あいうえお、かきくけこ…）
2010.09.29 07:12あいうえお短歌【は】【ほ】 本心を隠したふたり 本当はその手に触れたいことも知ってる【へ】 平静を装いつつも口数が増える 平穏でいられぬ心【ふ】 二人きり過ごした僅かな時間にも深まる想い ねぇ、振り向いて【ひ】 秘密だけ作った今日はときめきと後ろめたさをひとり食む夜【は】 初めての君とふたりきり はにかんだままの言葉は足りなさ過ぎて-----------------------------------------------------------【あいうえお短歌こはぎルール】★歌の一文字目が該当の音から始まるように。★一首の中にふたつずつ該当の音を入れるように。★5首ワンセット（例：あいうえお、かきくけこ…）
2010.09.29 07:11あいうえお短歌【な】【の】 望むのは君に酔いしれつく眠り 叶わぬ夜にまたひとり飲む【ね】 眠るたび君を忘れてしまいたい願い虚しくまだ君が好き【ぬ】 濡れた目で見つめる君に盗まれた恥ずかしさとか自制心とか【に】 逃げ出したこの現実から離れゆく二度目の恋もまた現実で【な】 何をしていても何度でも蘇る君の腕の中微睡む記憶-----------------------------------------------------------【あいうえお短歌こはぎルール】★歌の一文字目が該当の音から始まるように。★一首の中にふたつずつ該当の音を入れるように。★5首ワンセット（例：あいうえお、かきくけこ…）
2010.09.29 07:10あいうえお短歌【た】【と】 遠い明日の約束を口にする君は届かないこともわかってはいて【て】 「手に触れて良い？」それだけが言えなくて無言で奪う帰り際の手【つ】 告げられぬ想いは積もり重なって潰れてしまおう 深夜にひとり【ち】 近道を探して地図に無い道を走るみたいな君への恋は【た】 溜息が積もる胸の中たたずんでいる私 君に「好き」と告げたい-----------------------------------------------------------【あいうえお短歌こはぎルール】★歌の一文字目が該当の音から始まるように。★一首の中にふたつずつ該当の音を入れるように。★5首ワンセット（例：あいうえお、かきくけこ…）
2010.09.29 07:09あいうえお短歌【さ】【そ】 そっと手に触れた君 ただそれだけで伝わる想い「君を抱きたい」【せ】 背中向け帰る君見送る駅で世界が少し傾く夕暮れ【す】 水曜のあなたの帰りが早い日は少し切ない 君が足りない【し】 しがらみに縛られた恋をしてるだけ君への想いに変わりなど無い【さ】 咲く花に思わず足をとめた朝ささくれた胸潤す恋は-----------------------------------------------------------【あいうえお短歌こはぎルール】★歌の一文字目が該当の音から始まるように。★一首の中にふたつずつ該当の音を入れるように。★5首ワンセット（例：あいうえお、かきくけこ…）
2010.09.29 07:06あいうえお短歌【か】【こ】 恋人と呼ぶ君の手に抱かれた眠りこんなにも心地良いウソ【け】 経験を重ねて今があるけれど過去は消したい君の胸の中【く】 空気吸い吐くだけを繰り返しつつ溜息ばかりが癖になる恋【き】 君にまた傷をもらった けれどもう知ってる 嫌いになんかなれない【か】 髪に触れ頬を滑り唇弾く頑なな私溶かす君の手-----------------------------------------------------------【あいうえお短歌こはぎルール】★歌の一文字目が該当の音から始まるように。★一首の中にふたつずつ該当の音を入れるように。★5首ワンセット（例：あいうえお、かきくけこ…）
2010.09.29 07:04あいうえお短歌【あ】【お】 温度差を感じるメール 返事すら出来ぬ幼さに唇を噛む【え】 鉛筆で綿密に書く未来図を遠慮も無しに消してゆく君【う】 嘘だとか上手い言い訳を繰り返し固めた鎧 君に脱がされ【い】 いましがた決めた心はいつの間に解けて君をまた想ってる【あ】 飽きるほど繰り返してる「明日からは君を忘れて生きていく」とか-----------------------------------------------------------【あいうえお短歌こはぎルール】★歌の一文字目が該当の音から始まるように。★一首の中にふたつずつ該当の音を入れるように。★5首ワンセット（例：あいうえお、かきくけこ…）