2011.11.30 02:07201111292289 唇を肉食獣のように食む壊れた君とか見てみたいかも2288 君を壊してしまいたい笑顔しか見せない距離が遠くて痛い2287 キスぐらいしてみればいい本物の恋でないこと前提ですが2286 アスファルト鳴らして歩く瞬間はオトナに変わるコドモのあたし2285 幻でなかったはずだ感情も記憶も劣化してゆくだけで
2011.11.30 02:05201111282284 手のひらにこわごわ包むこの恋は糖度16硝子の果実 ☆2283 愛しくて見つめていたい人がいてわたし一人で微笑んでいて2282 振り向いてしまえばきっとこわくなる幼さに気付かず恋をした ☆2281 目線など合わせることも出来なくて足元ばかり記憶したひと ☆2280 一日も早く消したい君関連フォルダ眺めて過ごす夜とか2279 「ありがとう」いつか言うため今君を嫌いにならずに終わる計画2278 記念日は忘れていこう少しずつ君の痕跡消してゆくため2277 靴紐が解けたままで青春を駆け抜けてゆく君が眩しい ☆2276 少しだけ背伸びした君が遠くなる等身大でいられぬ僕ら ☆2275 同じ歌の中に居てなを遠過ぎる君は彼方の人をただ恋う-----------...
2011.11.30 02:03201111272274 このままでいたい煌めく華やかな季節が過ぎても真白なふたり ☆2273 オレンジを食めばじわりと滲みてゆく濃過ぎる恋にむせる幼さ ☆2272 交わりもしないあなたから二番目の恋をもらって迎える初冬2271 悪戯な君の手とれば偽物もいつか煌めく果実に変わる ☆2270 じんとした感覚だけを挟み込み一人密かに持ち帰るキミ-----------------------------------------------------------☆印は他の方への返歌として詠んだ歌です。
2011.11.30 02:02201111262269 どちらからでも構わない立ち位置はここからでいい?幕が上がるよ ☆2268 トースターぽかんと空いた左側 忘れさせてよ君がいた朝-----------------------------------------------------------☆印は他の方への返歌として詠んだ歌です。
2011.11.30 02:01201111252267 溺れてしまうほど恋とか浴びたい気分 偽物で構わないから ☆2266 切れ長のグラス合わせて透き通る音を合図に落ちる練習 ☆2265 一口で酔ったフリくらいしてあげる 全部本物にしてられないし ☆2264 そっぽ向く君を欲しくなるけどたまに甘いこ褒美くれてもいいよ ☆2263 日によって変わる好きとか嫌いとか 動けないほど夢中にさせて ☆-----------------------------------------------------------☆印は他の方への返歌として詠んだ歌です。
2011.11.30 01:59201111242262 わからないとこが愛しい わからないとこが憎くて…ほらわかるでしょ? ☆2261 答えなど出るはずもない まだ好きでいるらしいとかいうこと以外2260 「考えがわからない」とか当然ね わたしにだってわからないから2259 1ミリもわかっていないおそらくはオトコってそういうものでしょう?2258 簡単に赦せるほどの素直さはいつかどこかで故意に捨てたの2257 にこにこと君を赦してしまいたいそんな自分で居たい日もあり2256 泥濘に捉われたまままだ君を好きでいるから赦さずにいる2255 イライラの原因になる程度にはまだ燻ったままの恋滓----------------------------------------------------------...
2011.11.24 08:05201111232254 掌に残る温もりこの鍵は僕の悲しみそのものでした2253 信じることと甘やかすことは別 甘いママゴトの檻にさよなら2252 伸ばされた指先をただ見てるだけ触れたらふたりまた落ちるだけ2251 兎穴落ちた少女の永遠をファインダー越しに愛する儀式2250 ひらひらと自由な君は青を飛ぶ届いてしまいそうな錯覚2249 虚無感と仲良くなれない気がしてる 背中合わせで朝を迎える
2011.11.24 08:04201111222248 ごめんねを呟きながら編み込んでゆく不運なる我が言葉たち2247 定型が心地良すぎる秋の夜に濁る思考を言葉に落とす2246 歌いたいことなど何もないはずでけれど何かが溢れてはいて2245 心ごと満ちてほしいな三日月の形した胃は生きるに痛い
2011.11.22 01:58201111212244 腐敗臭していなければ食べたって平気ね とうに期限切れの恋2243 繊細な君の芯ごと抱きしめてしまいたくなる硝子質の歌2242 結局はわたしはわたしを信じてく嫌いなだけじゃ可哀想だし
2011.11.21 06:11201111202241 あんなにも深く繋がる過去があり反動のいまを戸惑うふたり2240 50%キライになれるほど確かに深い繋がりでした ☆2239 君の手に預けた身体その過去で形作られるいまとこれから2238 これ以上後悔なんてさせないで 愛しい記憶抱いたさよなら2237 残り1%まだ好きとして50%くらいはキライ2236 果てのない青と白とをフレームで切り取る この四角はわたしの-----------------------------------------------------------☆印は他の方への返歌として詠んだ歌です。
2011.11.21 06:10201111192235 重力に抱かれている優しさを信じて目蓋落とす真夜中2234 拾うのを忘れたままで歩いてる置いてきぼりの恋に気付いて2233 片付けたものを散らかすつもりなど無いけどたぶんまだ好きみたい
2011.11.19 05:03201111172232 「下書き」のなかで化石となるメール 半年も前に消えた君への2231 吐き出せる場所はたくさん持っていて何ひとつ吐き出せないでいる2230 噴水にツリーに青い星は降りまだ恋に居る君と見た冬