2012.09.24 05:40201209233873 君の書くシナリオ通りにしてあげる そろそろ疎遠になる時期ですね3872 目隠しをされてるようだ空っぽな一日がただ静かに終わる3871 溶け合った記憶を抱いて夏はゆく失くさないよう微笑んでおく ☆3870 自らの重みで沈む夜もある選んで生きてきたということ3869 鬼がくる時間 わたしのなかにいる君に意地悪したがる鬼が3868 お風呂場のプラスチックの椅子みたく心許ない支えでいたい3867 さよならをした場所であること以外とくに思い出なんてない駅3866 竜巻になって君まで飛んでいくために重ねた苦い溜息3865 なにひとつ成長せずに目の下のクマばかり今夜も育ててる3864 もうダメだ もうダメだ ってさっきから君を召喚できない呪文3863 少し...
2012.09.24 05:38201209213854 複雑な言葉の粒に隠してるこころをきっと君は見つける ☆-----------------------------------------------------------☆印は他の方への返歌として詠んだ歌です。
2012.09.24 05:38201209203853 君だけで頭を埋めていられない冷凍保存する言葉粒3852 泥濘の自分を吐き出したくなくて咄嗟に切り替えるアカウント3851 不安定すぎる舌の上ゆれている満たない言葉は吐き出せなくて ☆-----------------------------------------------------------☆印は他の方への返歌として詠んだ歌です。
2012.09.24 05:37201209133850 言い残したことがあるからいつまでもあいたいなんて思うのだろう3849 あのひとを消し去るほどに大きくて強いちからで捕らえてほしい3848 だいすきをたくさんあげる耳たぶを同じ温度でとろかせたくて ☆-----------------------------------------------------------☆印は他の方への返歌として詠んだ歌です。
2012.09.24 05:36201209123847 贅沢になるばかりだね声だけじゃもう足りないと疼く耳たぶ3846 携帯が震えてるのは泣きそうな夜にも君がいてくれるから3845 愛しさが増すばかりですこんな日に声を聴かせてくれた あいたい3844 やわらかな手触りがする耳朶をくすぐる君の声のストール3843 500キロ先で電車を待ちながら君はわたしを癒してしまう3842 すべてから置いていかれた心地する回送電車見送る夜は
2012.09.24 05:35201209093841 吐き出した二酸化炭素を裂いている君に触れたいだけの指先3840 甘すぎるばかりの恋に麻痺させた舌はぴりりとスパイスを乞う ☆3839 あいたいよあいたいいたいあいたいの持て余すほど膨らむ蕾-----------------------------------------------------------☆印は他の方への返歌として詠んだ歌です。
2012.09.24 05:34201209073838 誰からも必要とされない夜に綺麗すぎるの虫の音(ね)りりり3837 金曜の夜だし夏も終わるのに天井の染み数えてひとり3836 やわらかな笑顔の女(ひと)よこんな日はごめんね抱いてしまいたくなる3835 浮上する魔法としての約束をひとつ書き込むピンクのペンで3834 どう生きているかもわからない距離で反芻してる声も笑顔も3833 最善を選んだはずだ でもきみと離れたわけが思い出せない3832 文字の雨のなかできみはまだふわりやわらかに笑む 痛い 愛しい3831 ログなんて見てはいけないあんなにも寄り添った日が不意に近づく3830 もう嫌だもう嫌だって雲ひとつない空に代わりに降らす雨3829 いつまでも綿菓子ねだる少女性求めて星は今日も瞬く ☆38...
2012.09.24 05:32エロきゅん短歌部用投稿歌第2回テーマ:「足」3826 読み慣れたハードカバーを開くよにいま膝にかけられた手のひら第1回テーマ:「触れる」3825 満ち満ちた湯気に微熱を吐き出して泡塗りつける指を見ている
2012.09.06 02:58201209033823 あんなにも揺らいだ日々を忘れてくこうして上手く生きてくらしい3822 ふわふわと愛しさばかり詰め込んだ天敵な君の手に溶けてゆく ☆-----------------------------------------------------------☆印は他の方への返歌として詠んだ歌です。
2012.09.03 08:20201209023821 早くってなきそうになるきっと今くれたら飛べるやわらかなゆび3820 君の指先でたやすく開かれてしまう身体も閉じた心も3819 あの頃は毎日世界が終わってた巨大夕陽が沈む下校時