2015.09.30 02:41毎日歌壇 2015.09.28毎日歌壇 2015.09.28 加藤治郎選 に掲載していただきました。ごめん月が白すぎたからもう一度さっきの二文字を隠れて言って毎日歌壇、16度目の掲載。前週に特選をいただいたので今週は掲載されないだろうと思っていたら!まさかの二週連続でした…!(´;ω;`)ブワッありがとうございます!!
2015.09.30 02:39毎日歌壇 2015.09.21毎日歌壇 2015.09.21 加藤治郎選 に掲載していただきました。向かい合いちいさく空気を震わせて音で手渡す久々の「すき」毎日歌壇、15度目の掲載。二度目の特選でした!前日に文学フリマin大阪で初めての歌集を発売し、翌日に特選!なんだかいいことがいっぺんに降ってきた気分でした。★加藤先生からいただいた評逢えなくてメールで何回も「すき」と送ったけれど伝わっただろうか。今、リアルになる。感覚を全開にする。★Twitterでも評をいただきました。今朝の毎日歌壇特選です。向かい合いちいさく空気を震わせて音で手渡す久々の「すき」作者の女性の佇まいが、ふと透けて見える様な歌です。逢えない間の思いが、震える初秋の空気から伝わる思いです。メールよりも電話よりも、伝...
2015.09.30 02:33毎日歌壇 2015.08.03毎日歌壇 2015.08.03 加藤治郎選 に掲載していただきました。ふと空いたすきまを埋めるためだけのプチトマトみたいに愛されて毎日歌壇、14度目の掲載。初めての二週連続掲載でした!ありがとうございました!(*´∇`)ノ
2015.09.30 02:282015/9/298199 そんなはずじゃなかったのにうっかりと呼び慣れた名を連れ帰る朝8198 一面の深い紺色ひろい肩あずけた頰に馴染むセーター8197 つつまれた記憶の冬が一歩ずつ近付いてくる空っぽの肩8196 はちみつに浸してかじるオレンジの月あまくない君を目で追う8195 銀色の車体は夜を切り裂いてきみを正しい街へと帰す8194 きみの街から吹く風をつかまえてかすかな声のかけらをさがす8193 この夏を終わらせるためビールでも飲もうか偽の星を見上げて8192 厚い手にかすかに触れる 一ヶ月我慢我慢の果てにある夜8191 無防備な首すじに降るこの夏が終わりの音を響かせている8190 会いたさは募るばかりでオレンジはずるい色 一面の夕空
2015.09.30 02:272015/9/268187 ぐいぐいと確かめている空気圧もたれてもいいあなたでしょうか8186 もうすぐで二年も近いそばにいることに慣れたりしないちっとも8185 明け方の冷えた空気にそっと溶くもう口にすることのない熱
2015.09.30 02:252015/9/158180 返信がないからこのままさよならができる 聞かないままのさよなら8179 花の名をひとつも教えないままであなたの中のわたしよ消えろ8178 強くって強くなくってごめんもう話せないことばかり膨らむ8177 何度目の諦めだろうふわふわと発熱しつつ受け取る終わり8176 こめかみに頭痛をひとつぶら下げて歩けばちりりちりりと痛む8175 言い淀むことだけうまくなってゆき毎夜あぶくを生み出す湯船
2015.09.30 02:252015/9/138174 世界には誰もいないね日曜の朝をちぎって水面に投げる8173 眠るため、笑うため、泣くため、息をするようにただ歌いたいだけ8172 テーブルのしみがまたひとつ増えている 重ねることを強さと思う8171 なにひとつわたしをわかってないひとのなにも知らないことがやさしい8170 なんとなく眠らず過ぎてゆく夜のそのなんとなくあまい手触り8169 太腿に踵を乗せて淡々とふたりを消費してゆく夜更け8168 二人掛けソファで膝をふれあわせ君は居るどこまでも正しく
2015.09.30 02:252015/9/68167 ありがとうしかないありがとうしかない離れることも愛と飲み込む8166 しあわせにしてほしい子が押し寄せてつま先さえも見えなくなった8165 さみしいと泣く子を撫でるためにあるきみの右手をいま離します8164 ほらそんなやさしさはわたしにじゃなくてもっと有意義に使うべきでしょ8163 もったいないとばかり思う世界中の女性をしあわせにできるひと