2011.01.31 07:56「題詠blog2011」に参加します(こはぎ)初参加します。拙いものしか詠めませんが、とりあえず完走することを目指して!!題詠blog…昨年から何となく存在は知っていましたが、若輩者だしなぁ…と皆さんが素敵な歌を詠まれるのを傍観させてもらっていました。が、2011年も開催されると知り、思い切って参加させて頂くことにしました。100首…詠み切れるのかどうかわかりませんが、とにかく参加してみることに意義はある…のでしょう、きっと。頑張ってみます。(*`ω´)キリッ※今後、「題詠blog2011」のカテゴリのついたものはこちら→「題詠blog2011」のイベントのためのものです。100首完走目指して頑張ります!(`・ω・´)ゝ
2011.01.31 03:18201101301409 一月の冷たい午後の喧騒に佇む君の恋よ消え去れ1408 追いかけるその手を煩わしく思うそんな未来が来るとは知らず1407 青い鳥は幸せでした ただ君の籠の中 恋を囀るだけで1406 雨粒がダイブする空 鳥はゆく 君の街まで雨宿りしに1405 ひらひらと揺れるスカートに雪は落つ 無口な君を動かしたくて1404 何一つ浮かばないんだ特別な君を無くした空っぽの夜1403 さざなみを耳にし困ったように笑む君には届かぬさよならの音1402 果てしない海を目にして君はまだ近付く別れを飲み込めず居る1401 ため息を一つ吐き出し抽斗をぶち撒けてみる 僕で居るため1400 友達のままでいようと差し出した指先は甘過ぎるオレンジ
2011.01.31 03:17201101291399 時間さえ止めれば人は空さえも飛べると思うスロー映像1398 カーテンをあければ何か違和感が待ってる気がした変わらない朝1397 あたたかに包まれている安心を君は知ってる?とキスした鎖骨
2011.01.29 08:00201101281396 君と降り立った雲の上どんなにか強い風吹けど僕が壁になる1395 君の手を取るため脱ぎ捨てたブーツさよなら暖め合った冬の日1934 菜の花を手折りし記憶重ねつつ君に伸ばす手 春の心音1393 つかまえたももいろふわりぼうしにも胸にもいつか連れてくる春1392 一人取り残されたような雪の日は静かな君の温もりを恋う
2011.01.28 04:39201101271391 遮断機が降りてる間は気付かないふりをしていて戸惑う右手1390 闇色の階段飛び越え開くドア君の張る罠に堕ちてみる夜1389 明け方のベッドで眺める赤い花跡咲く君の髪撫でる腕1388 星の粒散らした爪はいつ君に逢っても躊躇わず触れるため1387 青空の下つなぎあう贅沢を知ってる君の手と私の手
2011.01.26 04:42201101251384 大輪の花束今は眩しくて野花を一輪そっとください1383 菌類を分けあうほどに許された体ひとつになるための生(せい)1382 大切な君の化身が消えた朝ただ戸惑うしか出来ないでいる
2011.01.25 04:44201101241381 天使でも悪魔になっても君ならば僕には同じことだと気付け1380 顔をうずめた首筋からほっとする優しい君という名の香気1379 はちみつの色した君の首筋に噛み付きたくなる淋しい夕陽1378 さよならを聞くのは怖い けれどもう一度触れたい君の唇
2011.01.24 01:46はちみつお題:「夕方のベランダ」 「噛み付く」 「蜜」彼女の部屋に遊びにくるのももう何度目だろう。今日も散々たわいのない話をしただけで一日が終わった。ベランダで沈む夕陽を見ながら、きれいだね、と言う彼女。白い首筋を夕陽が薄っすらと蜂蜜色に染めている。…思わず噛み付いてみたくなった…なんてこと、言えるわけもないんだ。---------------------------------------------------------はちみつの色した君の首筋に噛み付きたくなる淋しい夕陽
2011.01.24 01:39201101231377 メールすらうまく打てなくなる 君にまた恋をしたと気付いた夜更け1376 仕舞い込む恋の抽斗(ひきだし)簡単に開けてしまった君の眼差し1375 さよならは君のためだと言い聞かせ見ないふりして片付けた恋1374 久々に触れた唇まだここに心はあると自覚した瞬間(とき)1373 繰り返すキス研ぎ澄ました感覚は君を残らず記憶するため
2011.01.22 15:04201101211371 君の背に刻んだしるし想いつつ緩む頬隠すコピー機の前1370 滲む月見上げた理由は訊かないで欲しいもうすぐ離れるこの手1369 数ヶ月ぶり君の手に撫でられた髪は震えて(待ってた)と啼く1368 唇を寄せたくなるから卑怯なの やわらかに笑む君の口元1367 蜜のような君との時間 思い返しただけで甘く沁みてゆく脳1366 唇が触れる瞬間まだ跳ねる心臓 君への恋は消えない1365 ただ好きだ好きだと伝えたくなった前髪の奥の淋しげな眼に1364 抑えてた想い決壊した君のそれでも柔く優しい口付け1363 触れ慣れた唇 首筋 辿るたびまだ枯れもせず溢れゆく「好き」1362 終わらせる方法なんて知らなくて君の心の変わるを待つ日