20110127

1391 遮断機が降りてる間は気付かないふりをしていて戸惑う右手

1390 闇色の階段飛び越え開くドア君の張る罠に堕ちてみる夜

1389 明け方のベッドで眺める赤い花跡咲く君の髪撫でる腕

1388 星の粒散らした爪はいつ君に逢っても躊躇わず触れるため

1387 青空の下つなぎあう贅沢を知ってる君の手と私の手

KohagiUta

Kohagi Chihara|tanka & design|

0コメント

  • 1000 / 1000