20110130

1409 一月の冷たい午後の喧騒に佇む君の恋よ消え去れ

1408 追いかけるその手を煩わしく思うそんな未来が来るとは知らず

1407 青い鳥は幸せでした ただ君の籠の中 恋を囀るだけで

1406 雨粒がダイブする空 鳥はゆく 君の街まで雨宿りしに

1405 ひらひらと揺れるスカートに雪は落つ 無口な君を動かしたくて


1404 何一つ浮かばないんだ特別な君を無くした空っぽの夜

1403 さざなみを耳にし困ったように笑む君には届かぬさよならの音

1402 果てしない海を目にして君はまだ近付く別れを飲み込めず居る

1401 ため息を一つ吐き出し抽斗をぶち撒けてみる 僕で居るため

1400 友達のままでいようと差し出した指先は甘過ぎるオレンジ

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