さよならの

お題:「昼の海辺」 「振られる」 「ペットボトル」

久々のデートで海に来た。
波を見ていたら喉が乾いたと彼が言うので、近くのコンビニまでペットボトルのお茶を買いに行く。
戻ると彼の姿がない。
座っていた場所に、私があげたストラップだけが落ちていた。
一瞬で「終わったんだ」と判ったのは、随分前から終わりを予感していたからか。

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さよならの予感しつつもまだ君の隣が居場所だと思ってた

KohagiUta

Kohagi Chihara|tanka & design|

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