2013.09.10 02:592013/9/44954 両目から溢れるこれが恋ならば恋とはなんてあたたかなもの☆4953 用意した伏線ばかりが繋がって本筋になるきみとのルート☆4952 おかしいと思ってたんだ悲しくもないのに目から零れるなにか☆4951 やわらかくそっと触れても乱暴に掻き抱いても青い夕暮れ4950 言葉でも声でも接触でも足りず湧き出る恋を持て余してる
2013.09.10 02:582013/9/24947 きみといて飲み干すカフェオレいつもよりやさしい朝が溶けてゆく色4946 幾月の隙間を埋めてゆくようにやわく小さく重ねることば4945 甘すぎる会話は避ける免疫が切れて顔すら見られずにいる4944 「顔見たら笑顔が抑えられなくて」言葉すべてが「すき」を伝える4943 満面の笑顔の理由(わけ)は知っている ひと月ぶりにばか、と呟く4942 もうなにをしても壊れる気がしない無意識に包まれたてのひら☆4941 頭ごと抱き寄せわたしのものとする仔犬のように乳房食む君4940 これ以上なにも詰め込む余地のないきみで埋め尽くされてる思考
2013.09.10 02:582013/9/14939 何度でもグラスを交わす目の前にきみが居るそれだけを祝って4938 わけあってひとつの皿を空けてゆく言葉と笑顔を大盛りにして4937 味付けは醤油に山椒?同じもの食べて時間を重ねてゆくの4936 真剣にメニューを見てるきみの目をこのあと独り占めしたくなる4935 おいしいねおいしいねって笑いあうからこんなにもおいしいごはん4934 終わるはずだったやさしい夏を終えまだ散りもせずきみはかがやく☆4933 しとしとと湿らせる雨きみを追うように去り行く夏を弔う
2013.09.10 02:562013/8/244928 あっさりと翻るもの この秋に買ったスカートはきみに見せない4927 ひとつだけ嫌いなところを放置したせいできみごと嫌いになった4926 別れてよ わたしはわたしのままでいい 君も君のままひとりで生きて4925 今すぐに心から消えてくれたならかわいいままのわたしでいられる4924 さよならを何度も何度も飲み込んでじわじわきみを嫌いになろう
2013.09.10 02:552013/8/184919 見失う鍵を探して彷徨っておもいで閉まらなくなる扉 ☆4918 吹き荒れる感情のままぶつかって壊してしまうやわらかな思慕4917 乱暴な関わり方はしたくない触れないままで消した足跡4916 足跡を辿ってしまうマイナスを纏って夜は黒く輝く4915 手をほどくたび心臓は不安げにゆれ少しあと少しと軋む4914 せせらぎに見えてた川に攫われて幾つもの時を流されてゆく