2013/9/2

4947 きみといて飲み干すカフェオレいつもよりやさしい朝が溶けてゆく色
4946 幾月の隙間を埋めてゆくようにやわく小さく重ねることば
4945 甘すぎる会話は避ける免疫が切れて顔すら見られずにいる
4944 「顔見たら笑顔が抑えられなくて」言葉すべてが「すき」を伝える
4943 満面の笑顔の理由(わけ)は知っている ひと月ぶりにばか、と呟く
4942 もうなにをしても壊れる気がしない無意識に包まれたてのひら☆
4941 頭ごと抱き寄せわたしのものとする仔犬のように乳房食む君
4940 これ以上なにも詰め込む余地のないきみで埋め尽くされてる思考

KohagiUta

Kohagi Chihara|tanka & design|

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