0898 君からのただひとことを待っている おもちゃの恋の行方探して
0897 戸惑った君に平気なふりをして跳ねる心臓 強がりのキス
0896 次は手をつなぐ約束とりつけて子どもみたいな恋に微笑む
0895 鈍い君 こんなに触れたい想いさえ見逃してしまう ちょっとズルイよ
0894 ゆっくりと手を伸ばす君 指先が震えてるのは見ないふりして
0893 唇を見ないふりして近付いた別れの時間 気付いてるよね
0892 「もう少し君の隣に居たかった」素直に言えたらキスしてくれた?
0891 見上げた背 はにかんだ顔 甘い声 一瞬で君に染められた頬
0890 大声で「君に逢いたい」とただ叫ぶ私はきっと淋しいだけね
0889 こんなにも綺麗なままの記憶 手にさえも触れない秋の日の君
0888 君と見るあの夕空が暗闇に変わるまで帰りたくはなくて
0887 失った君との恋を胸の奥飾って歩く 綺麗になろう
0886 汚らわしい想いなど誰でも持っている 恋していれば尚更に
0885 金木犀香る 記憶を過るのは幼い私 甘たるい恋
0884 鈍色に沈む秋雨ほたほたり心映した空に溜息
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