思わず

お題:「夜のコンビニ」 「キスをする」 「シャンプー」

初めてのデートの帰り道、僕らは夜のコンビニに寄った。
軽い買い物をして出てきた彼女をコンビニの強い光が後ろから照らし、華奢な輪郭を浮かび上がらせる。
…綺麗だ。
思わず、「お待たせ」と微笑む彼女に口付けていた。
ふわりと風に揺れる髪からシャンプーの香りがした。

KohagiUta

Kohagi Chihara|tanka & design|

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