お題:「早朝のベッド」 「ひっぱたく」 「雷」

パシッ。
早朝のベッドで僕はなぜか彼女にひっぱたかれていた。
どうやら寝言で他の女性の名前を呼んでいたらしい。
おかしい。そんなはずは。
何とか言い訳をしようとした瞬間、雷が鳴り響いた。
「きゃ!」
可愛らしい声を上げて彼女がしがみついてくる。
今ほど雷に感謝した事は無かった。

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人の名を100知ろうとも唇にのせて響くは君の名だけで

KohagiUta

Kohagi Chihara|tanka & design|

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