お題:「朝の階段」 「くすぐる」 「桃」

儚げな美少女、彼女のイメージはまさにそれだった。
早朝、校舎の階段で彼女に出会う。
「こんなに早く何か用事?」
耳をくすぐるような声。
あなたに会えるかと思って…心の中で呟きつつ、その桃のような柔肌に見蕩れる。
もし触れたらそこから腐ってしまいそう。
伸ばしかけた手を止めた。

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柔らかな産毛 誰にも触れさせぬ香り放ちつ君の桃肌

KohagiUta

Kohagi Chihara|tanka & design|

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