0102: 僕を見る結い髮浴衣の君の目に月は光りて逸らせぬ魔法
0101: ソーダ水光る泡粒を舐めとりつ笑う君夏の月を背負いて
0100: 我もまた君拒む術忘れ去り愛浴びし我に君飽くるまで
0099: 「好きだよ」と何度も言った君のため 「君のため」ではダメだったのに
0098: 夕暮れにさざめく緑揺れ染まる今この時にひぐらしはずるい
0097: いずれ来る別れ思えば全力で君を愛して君を忘れて
0096: ガラス窓映る光は優しくてひとりカフェオレに雫を落とし
0095: 落ちる君を支えきれない僕だからまださよならは言わず沈黙
0094: この夕陽君の部屋からは見えずとも我は見守ろう消えゆく彼方
0093: この広い空の下ふたり出逢いしは重なるためと君は笑いて
0092: 山頂に通る風道眺めれば君の住む街のビル群霞み
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0098:
本当にひぐらしという生き物はずるいと思う。
鳴き声だけであの切なさを演出できるなんてずるいわ。
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