20101024

1008 温めて欲しい すぐ冷めるスープとか冷えた手足とか終わる恋とか
1007 携帯にあなたの名前浮かぶたび溜息 恋の限界を知る

1006 雨音は眠る間に消えていて残るは雑音ばかりの心

1005 すぐ人を愛せる君は良いところ見つけることが上手いひとなの

1004 夜風入り濡れた頬ひやり撫でてゆく優しい別れなんて知らない


1003 さよならを迎えた夜もなにひとつ変わりはしない独り寝の部屋

1002 これでもう聴くこともない 好きだった君だけが使う私の呼び名

KohagiUta

Kohagi Chihara|tanka & design|

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