2014/7/5

6253 わたしだけ足りないばかり雨雲はきみの街までまた届かない
6252 読み返しまた読み返しきみのいた昨日をひとり反芻してる
6251 ほんとうにすきってこういうことだろう触れた瞬間ふるえるこころ
6250 ふれたいと心から乞ういつの間にこんなに恋になったのでしょう
6249 生きているわたしはちゃんと生きている奥深くから揺さぶられるキス
6248 両腕を頭の上に留められてくちづけはくる雨ふりの午後
6247 嫉妬まで見せつけていてもう誰も俺のに話しかけるなだとか
6246 すこしだけ声が聴きたいすこしだけ文字が読みたいいつもの土日
6245 もらうことばかりだ大きすぎる人だからこころを半分もくれる
6244 駆け上がるよりもゆっくり足元を気遣いながらゆく恋がいい
6243 きみだけを特別なものとしてしまう夕暮れゆびはあまいオレンジ
6242 なんでもないことばも流れに乗せてみるいつかあなたが笑えるように
6241 雨の朝ちりばめられた八万のことばに少しまぜるほんとう

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