2013/11/17

5204 正解か間違いかなんてわからないまままた飛ぶの曇り空へと
5203 乾いたらまた歩き出すあしたには違う未来の待つ街へゆく
5202 過去にするためにたくさんたくさんの水を流した絞り尽くした
5201 全力で足を投げ出し青空に溶けてしまえとブランコは翔ぶ
5200 「恋してる気分が好き」という人の隣で微笑う気付かれぬまま☆
5199 また遠い土曜の朝は眠るだけひろい手のひらの記憶を抱いて
5198 不意打ちの金曜ひろい手のひらを数時間だけひとりじめする
5197 平日のきみを少しずつ切り取って抱きしめるだけ痛みとともに
5196 今なにをしてるかなんて考えない祈りのように待つ月曜日
5195 カフェラテに温められて少しだけあなたが遠い日曜の朝

KohagiUta

Kohagi Chihara|tanka & design|

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