いないずみ。さんが主体となって企画・制作する、81名でつくる567首のネットプリントアンソロジー歌集 「juke box」に参加させていただきました。
テーマは「大人短歌」。7首の連作です。
ちゃんと大人になれているのかどうかわかりませんが、頑張って大人風味で詠みました。
第2号に掲載していただいています。
テーマは「大人短歌」。7首の連作です。
ちゃんと大人になれているのかどうかわかりませんが、頑張って大人風味で詠みました。
第2号に掲載していただいています。
「路地裏」 こはぎ
欲しいとか言ってみただけお互いに誰かのものという前提で
路地裏に足を取られて立ちすくむ あなたの肩の匂い、はじめて
「ずっとこうしたかったんだ」耳たぶは痺れて滲みて溶けてゆく骨
やわらかな呼吸にふれる始まりか終わりかどちらでもない夜に
リスクなら承知のうえで崩されて深く潜って他人のままで
ダメだって言われたらしたくなるでしょう 知っててダメだと言ってるでしょう
とくべつなものになりたいわけじゃない振り向かないで上がる階段
とてもたくさんの方に歌を取り上げていただき、感想ツイートなども頂戴して、本当に嬉しい企画でした。
いないずみ。さん、その他企画制作に関わられた皆さん、素敵な機会を本当にありがとうございました。
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