20120421

3164 甘すぎるくちびる紡ぐ甘すぎることば傷だけ重ねてしまう ☆

3163 傷つけることで傷つくひとがいて淡いピンクで染めた唇 ☆

3162 誰からも見捨てられてた野良猫のそれでも甘い鳴き声の意味

3161 ボーダーの水平線に沈んでく夕陽みたいな笑顔がふたつ ☆

3160 頑ななむすびめほどく指先にさくらはひらく震えて香る ☆

3159 はっきりとしない視界に怯えてる見えないことも肯定したい

3158 体温も記憶に残る夢にいる さくら滲んで君が消せない ☆

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☆印は他の方への返歌として詠んだ歌です。

KohagiUta

Kohagi Chihara|tanka & design|

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