2051 くちびるが微かに震えるその影を月が刻んだやわらかな頬 ☆
2050 月光に晒してみれば嘘ばかり重ねた恋も澄むのでしょうか
2049 ベランダでふたり並んで月を見るそれだけのこと遠過ぎること
2048 無邪気さを装い見つめながら待つ 月に解かれた悪戯な君 ☆
2047 ただ月が綺麗だねと呟き合って内に秘めたもの知らないふりで
2046 月明かり頼りに君の体温を探す真夜中ひとりとひとり
2045 きっと月から見たら数ミリの距離 君と僕との永遠の距離
2044 夜空から蜂蜜色の雫落ちくちびる染めた君の体温
2043 黄色でもオレンジでもない目を閉じて浮かぶは痛いほどの潔白
2042 沈黙のまま満月を指さしてみる意地っ張りな喧嘩の途中
2041 きらきらと川面の月を見てるだけ 君と初めての距離0センチ
2040 月光が晒した細いその腕に触れたいとさえ言い出せぬ距離
2039 指と指絡ませ眠る秋の夜に心は満ちて月は静かで
2038 ゆらゆらと揺れるわたしを見下ろして月だけひとり満ち満ちている
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☆印は他の方への返歌として詠んだ歌です。
引き続き日付が変わっても開催されていた
質より量の歌会「TANKAmore」に詠んだ歌です。
テーマは「月」でした。
2050 月光に晒してみれば嘘ばかり重ねた恋も澄むのでしょうか
2049 ベランダでふたり並んで月を見るそれだけのこと遠過ぎること
2048 無邪気さを装い見つめながら待つ 月に解かれた悪戯な君 ☆
2047 ただ月が綺麗だねと呟き合って内に秘めたもの知らないふりで
2046 月明かり頼りに君の体温を探す真夜中ひとりとひとり
2045 きっと月から見たら数ミリの距離 君と僕との永遠の距離
2044 夜空から蜂蜜色の雫落ちくちびる染めた君の体温
2043 黄色でもオレンジでもない目を閉じて浮かぶは痛いほどの潔白
2042 沈黙のまま満月を指さしてみる意地っ張りな喧嘩の途中
2041 きらきらと川面の月を見てるだけ 君と初めての距離0センチ
2040 月光が晒した細いその腕に触れたいとさえ言い出せぬ距離
2039 指と指絡ませ眠る秋の夜に心は満ちて月は静かで
2038 ゆらゆらと揺れるわたしを見下ろして月だけひとり満ち満ちている
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☆印は他の方への返歌として詠んだ歌です。
引き続き日付が変わっても開催されていた
質より量の歌会「TANKAmore」に詠んだ歌です。
テーマは「月」でした。
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