20101219

1303 感情のまま君を請えば楽になるのか私という檻を壊して

1302 これ以上傷付けるなら友達のふりして隠そう触れたがる手は

1301 簡単な答えはあれど堕ちたくはないと留まる正しさの檻

1300 吐き出して見つけた心の輪郭に戸惑うばかりで踏み出せぬ足

1299 耳元を撫でる甘息繰り返し無垢なふりした白肌の罠


1298 君の手にとかされ眠る夜の中 甘息に乗せ告げたる想い

KohagiUta

Kohagi Chihara|tanka & design|

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