0507 指先に触れることさえ出来なくて静かに見つめる君の唇
0506 忘れてる?でも言えなくてずるずると待ち続けてる帰り際のキス
0505 欲しいとは言われてないけど唇に触れていいのは君だけだから
0504 次に逢う約束なんか無いけれど君のために塗るリップクリーム
0503 窓越しの月はほわりと柔らかに微笑む君の想いにも似て
0502 ふたりきりになるとすぐに君くちびるを貪る も少し見つめあおうよ
0501 オレンジの月はまぁるく宙というプールに浮かぶ さみしく笑う
0500 着てもらうことなど無いと知りながら君に似合いの服に手は伸び
0499 ひとりきり空見て待つは人波の中聴き分ける君の足音
0498 携帯を広げて放置する君の白さが少し哀しくもあり
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夜、途中からなぜだか唇短歌をうたうことに。
日付を超えて、まだまだ続く唇短歌。
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