20100820

0466　照れ隠しおしゃべりな君の唇にキスで蓋して沈黙を請う

0465　強烈なオレンジ色が僕と君包むサヨナラを言えないように

0464　完璧な夕陽を背にし君と僕 いつかの映画を再現しよう

0463　今日もまた君の名前だけ見つめつつ眠りが襲いくるを待つ夜

0462　扇風機の風に煽られこの恋が冷えゆくように真夏日は過ぎ

0461　「何がいい？」「どこでもドアでしょ、一番は」君にこのスープ届けられるし

0460　哀しみに慣れ過ぎたのか喜びの時にも君は困り顔で笑む

0459　温かなスープ作りて夏バテの君を想いつスプーンひとつ

0458　冷えた部屋 動かぬ体を横たえて夏が逝くのをひとり見送る

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相変わらずうたえません…

でも一日５首は作れるようになるべく頑張る。