20100815 歌会にて

0418 愛してると言えない僕は全霊を込めて何度も言おう「好きだよ」

0417 流星の夜に君との長電話 きらきら言葉は耳に落ちてく

0416 静寂の彼方に君の街はあり近付く列車は君の鼓動か

0415 眼を合わせ息を潜めて待つ君の溜息に似た「好き」のひとこと

0414 夜も更けて瞼の重さに抗いつ君のメールには必ず返事

0413 この夜にほたりとひとつ落ちる恋 明日からはまた同じ日常

0412 あと少し足りない部分があるのです 誰かを求め共に生きるため

0411 胸の奥枯れていたはずの恋をする源泉はまだ残っていたか

0410 まるで星みたいに言葉は流れゆく 夏の一夜を染める混沌

0409 キライなんてきっとウソなんだ だってほら僕はいつでも君探してる

0408 意味なんてきっと無いんだ だってほらこの眼はいつでも君を追ってる

0407 きっと今君も見ているこの空を流れてくれる星もあるかも

0406 言の葉の流れる星に唱えよう 会いたい会いたい会いたい君に

0405 黒々と恋を湛えて吾を見る君は仔犬のズルい瞳(め)をして

0404 急流のように流れし言葉たち隠れて呟く小さき想い

0403 高い波打ち寄せるよなスピードで想いを浴びて立ち尽くすだけ

0402 暑い部屋 君とふたりなら心地良い汗にもなったと呟くひとり

0401 始まりの音が聞こえたあの夜にそっと繋いだ君の手のひら

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8/15 0:00スタートの「質より量」のカオス歌会に参加しました。
推敲も無しの詠みっぱなし短歌ですがとても楽しかったです。

0401:
歌会スタートに寄せて。
恋の始まり、予感にも似た何かが聞こえるような気が。
0405:
「犬」テーマでひとつ。
すらっと出来た割にはちょっと気に入っています。
0418:
このうたが記念すべき?1000ツイート目。

KohagiUta

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