20100717

0081: 夢ならば許されるかと君の頬伝う雨跡なぞる唇
0080: 離れてる二人を照らす月なれば我の代わりに包めよ君を

0079: 願わくば紫紺の幕に散らされた優しき光よ君を癒せよ

0078: 意地悪な夜風が頬を掠めゆき君の存在を遠くへ運ぶ

0077: 欲しいのは祭囃子と山鉾と浴衣の裾と君の唇

0076: 夕立はいつか鮮やかな陽となりて頬ゆく水滴 緋色に照らし

0075: 夏色の君のスカートの鮮やかき海眩しくてダイブする僕

0074: 青空に浮かぶ白雲流れゆく眺めてひとり君の名を呼ぶ

0073: 今頃はサンタもきっとバカンスに 飛ぼう僕らも楽園の部屋

KohagiUta

Kohagi Chihara|tanka & design|

0コメント

  • 1000 / 1000