top
2014.02
2014.02.24 08:31
066:浸(こはぎ)
じわじわと浸食される秋よりも冬よりもきみに崩されて春
2014.02.24 08:22
065:砲(こはぎ)
話すたび受ける砲撃まなざしも声も文字すら甘すぎる弾
2014.02.24 08:10
064:妖(こはぎ)
妖しげな魅力を振りまくはずなのに撫でられてしまう膝上のネコ
2014.02.24 08:09
063:院(こはぎ)
今月も院外処方で受け取ったきみと溶けあうための錠剤
2014.02.24 08:08
062:ショー(こはぎ)
あの人の指先を思い出したくて素肌にやわく羽織ったショール
2014.02.24 08:07
061:倉(こはぎ)
煩雑な心の倉庫の隅っこに並べて仕舞う過去になるひと
2014.02.24 08:05
060:懲(こはぎ)
懲らしめてあげる疲れたなんて言う暇もないほど愛してあげる
2014.02.24 08:04
059:畑(こはぎ)
あたたかな恋を何度も注がれて畑は夜毎きみを欲しがる
2014.02.24 08:03
058:惨(こはぎ)
惨敗は確定している立ち位置でひと時きみを慰める役
2014.02.24 08:03
057:県(こはぎ)
県道を避けて車を走らせてかならず終わる恋だと思う
2014.02.24 08:02
056:余(こはぎ)
下腹部に余熱は残りワイシャツに隠されてゆく肌、まだほしい
2014.02.24 08:02
055:芸術(こはぎ)
伸びやかに熱持つ四肢が絡みつきいま芸術にいだかれている