2012.02.14 06:42201202132641 いつまでも残る手のひらの感触を吹き飛ばすためのドライヤー「強」 044:ドライ2640 黄昏に輝く駅のモニュメントさよならの嘘さえ美しく 043:輝2639 風渡る稲穂眺めて「帰りたい」帰る場所のないひとが呟く 042:稲2638 別々に歩き始める場所として選んだ雨の日の喫茶店 041:喫-----------------------------------------------------------後ろにお題のあるものは題詠blog2012に参加して詠んだ歌です。
2012.02.14 06:34201202102635 形として具象化できないものの勉強をしていた恋をするたび 040:勉強2634 青春を蹴り上げ失う青を知る 届かない空ばかり見る理由(わけ) 039:蹴2633 寂しさが鳴り響く音をじっと聴くただ毛布だけがやさしい深夜2632 純粋な想いを重ね重ねては君を不幸の真綿で締めた-----------------------------------------------------------後ろにお題のあるものは題詠blog2012に参加して詠んだ歌です。
2012.02.10 02:46201202092631 不本意にいつも誰かを傷つけるやさしさという両刃のナイフ2630 無理をして元気なふりとかしてないでしんどいと泣くあなたも見せて2629 なにひとつわかってないね的確な言葉よりその手で撫でていて 038:的2628 いつだって牙を隠して微笑んで ねぇもういいよ首筋あげる 037:牙2627 牙を持つあなたが好きで怖いから離れることに決めた黄昏2626 右肩の向こう夕陽が沈むから聞き逃したよ今の「さよなら」 036:右2625 ひたすらに眠いしむしろ冬眠をするべきなのだ寒過ぎる日は 035:むしろ2624 鼓動聞くため訪れたこの部屋でいま輪郭はひとつの魔物 034:聞2623 滝壺に飛び込むような心もち浮き上がれずとも君に溺れる 033:滝262...