第十四回鳥歌会 お花見吟行

昨日は「第十四回鳥歌会 お花見吟行」でした。
吟行なんて本当に歌が作れるのか?大丈夫なのか?と吟行未体験のわたしは不安だったのですが、個人的にはとても楽しい一日となりました。

ご参加くださったのは、泳二さん、中村成志さん、羽島かよ子さん、紀水章生さん、ひらりさん、東風めかりさん、虫武一俊さん、そして千原こはぎの八名です。

11時に集合し、川沿いの桜の公園にレジャーシートを広げて拠点だけ作り、あとはそれぞれ好きなように散策。
ビールあり、コロッケあり(泳二さん、ひらりさん差し入れありがとうございます!)、小雨あり……満開の桜がはらはらと舞い散る幻想的な風景の中の一時間でした。
その後、大阪天満宮を少し散策。
猿まわしが来ていたり繁昌亭の寄席に行列ができていたりしました。
わたしはお参りして吟行の成功をお願いしてきました。

13時からはほっこりできるレンタルスペースにて、ランチ。
大阪天満宮近くの昔ながらのお弁当屋さんで仕入れた上幕の内弁当をいただきました。
食べつつも皆口々に「14時までに一首やんね、できるんかな…」と不安げな様子。
食べ終わった人から、洋楽のBGMが鳴る中ひたすら無言で詠草を練り始め、14時にはちゃんと八首が揃いました。
レンタルスペースに置いてあるPCをお借りして詠草一覧を作成し、14時半から歌会開始。
最初に三首選してもらい、その後全ての歌を評していきます。

今回のテーマは「今日、見たもの聞いたもの触れたもの」。
やはり桜の歌が集まりました。
一番票を集めたのはひらりさんのお歌(6票)。ついで泳二さんのお歌(5票)でした。
同じ場所で同じ景色を眺めていても、それぞれ感じることや歌にしたい景は違うのだなと大変興味深く感じました。
また、普段は見ることのできない皆さんの作歌風景を目にして、ここにこんなに短歌を詠む人がいるのだなぁ、と不思議な気持ちにもなりました。

たくさんのお菓子を食べながら(紀水さんお菓子と甘夏の差し入れありがとうございました♪)わいわいと雑談などもして、終始なごやかで楽しい一日となりました。
ご参加くださった皆さん、いろいろとお手伝いいただいたおかげで無事初めての吟行を終えることができました。本当にありがとうございました!



吟行風景


お弁当食べるよ!


(レンタルスペースのPCがWindows10だったのでちょっと戸惑ったことはヒミツにしておこう…)


皆、無言で詠草を考えているところ…


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