8783 まだ少しあたたかな体を撫でて(ありがとう)言い聞かせるように
8782 こんなにも晴れたきれいな春の日に はな、はな、散ってしまう名だった
8781 父も母もはなもわたしもいのちならどれもいつかは失くなるいのち
8780 病む父の代わりに逝ったと納得をさせたい母は自らに言う
8779 こわがりのしっぽに「はな」と呼びかける朝を失くして花ばかり散る
8782 こんなにも晴れたきれいな春の日に はな、はな、散ってしまう名だった
8781 父も母もはなもわたしもいのちならどれもいつかは失くなるいのち
8780 病む父の代わりに逝ったと納得をさせたい母は自らに言う
8779 こわがりのしっぽに「はな」と呼びかける朝を失くして花ばかり散る
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