2016/3/14

8717 既読にはならない部屋で日常を綴る右側ばかり流れる
8716 翼なら確かにあって無駄なほど大きくて飛び方を忘れた
8715 いくつかの冬を踏み越え来た道の春のほとりが未だ見えない
8714 午後四時のカフェでわたしが人になるためのカフェラテ運びくる人
8713 後悔はしたことがない何もかも正しい選択だった(のだけど)
8712 つかんでもつかんでも消えてゆく泡を永遠なんて名付ける真昼

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