8327 息を吐くように気ままな囀りは歌になる冬初めの夜に
8326 ふらふらと足先は向くそんなにも甘くやさしく名を呼ぶせいで
8325 空っぽの片側がやけに涼しくてひやりひやりと夜は煌めく
8324 どんなにか目を凝らしてもこの夜に見つけられない懐かしい背は
8323 あなたにも誰にももたれたくなくてふらふらと冬めく街をゆく
8322 そうですね偶像であるべきですね嗚咽の声ですらうつくしく
8321 紫に滲んだわたしでもだいてしまうのはこの世にふたりだけ
8326 ふらふらと足先は向くそんなにも甘くやさしく名を呼ぶせいで
8325 空っぽの片側がやけに涼しくてひやりひやりと夜は煌めく
8324 どんなにか目を凝らしてもこの夜に見つけられない懐かしい背は
8323 あなたにも誰にももたれたくなくてふらふらと冬めく街をゆく
8322 そうですね偶像であるべきですね嗚咽の声ですらうつくしく
8321 紫に滲んだわたしでもだいてしまうのはこの世にふたりだけ
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