2015/4/21

7815 そんなにもかたい指してわたあめのように背骨を撫でてしまうの
7814 二回目の春は深みを増してゆく紫木蓮もう爛れるほどに
7813 放たれていい頃だもう何一つ問題のないふたりになろう
7812 「愛してる」「おやすみなさい」の行間に消せない過去が重たくねむる

KohagiUta

Kohagi Chihara|tanka & design|

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