2015/3/9

7639 好きだって告げればありがとうと言う僕に触れないその唇は
7638 どこかでは悪者であるわたしなら悪者らしく孤独の夜を
7637 話したいことばかりあるもうなにも話せない冬と春の間際に
7636 切り刻め細かく細かく復元を許さないようもどれないよう
7635 中指でしずかに撫でるもう過去となる日にきみがくちづけた痕

KohagiUta

Kohagi Chihara|tanka & design|

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