2014/12/3

6933 さみしくて死にそうなまま眠ります明日のあなたを予約したあと
6932 てのひらの温度は低く流れ込む心は熱く差異ばかり生む
6931 親指を撫で合うだけの午後も過ぎ居場所もなくてビル風の街
6930 与えられたすべての時の隙間まで埋め尽くほどことばがほしい
6929 どうすれば留めておけるひんやりとやわらかく降るくちづけひとつ
6928 なにもかも捨ててみたくてとりあえず見えないふりで千回笑う

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