5121 未来なら無いと知ってて仕舞い方わからないまま広げた恋だ
5120 おしまいはいつも「じゃあね」と言うきみに「またね」と返す祈りのように
5119 しなやかな指先でひらかれてゆくハードカバーのように横たう
5118 欲しいとか言ってみただけお互いに誰かのものという前提で
5117 路地裏に足を取られて立ちすくむ あなたの肩の匂い、はじめて
5116 「ずっとこうしたかったんだ」耳たぶは痺れて滲みて溶けてゆく骨
5115 やわらかな呼吸にふれる始まりか終わりかどちらでもない夜に
5114 リスクなら承知のうえで崩されて深く潜って他人のままで
5120 おしまいはいつも「じゃあね」と言うきみに「またね」と返す祈りのように
5119 しなやかな指先でひらかれてゆくハードカバーのように横たう
5118 欲しいとか言ってみただけお互いに誰かのものという前提で
5117 路地裏に足を取られて立ちすくむ あなたの肩の匂い、はじめて
5116 「ずっとこうしたかったんだ」耳たぶは痺れて滲みて溶けてゆく骨
5115 やわらかな呼吸にふれる始まりか終わりかどちらでもない夜に
5114 リスクなら承知のうえで崩されて深く潜って他人のままで
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