4608 すきだとか何度言っても足りなくて心ごと口移しで注ぐ
4607 いつもとは違う目線で見つめられ独占されている数時間
4606 薄荷飴ころがしているこの舌にきのうは触れた人のいること
4605 ぼんやりと心にきみを住まわせて動けなくなるキッチンの隅
4604 ふたりしかいない世界でにゃあと鳴くけものの髪を撫でる真昼間
4603 くしゃくしゃな顔は見せないバックミラー小さくなってゆくあなたには
4602 引き延ばしたくてどれだけ遠回りしてもいつか辿り着く終わり
4601 おしまいが近づいている握る手の強さ静かに叫んでいるね
4600 ふうわりと吐息重ねて六秒後なにもなかったふたりに戻る
4599 何事もなかったように立ち上がるきみに伸ばした右手(気付いて)
4598 同じこと考えているはずでしょう だから目線は合わせられない
4597 誰ひとりいない古びた建物でほどけてしまいそうな結び目
4596 景色より横顔ばかり見てしまう今日は触れられないくちびるも
4595 振り向くと向けられているレンズ越しきみのやさしい視線と出会う
4594 「綺麗だね」「ほんと」繋がれた手のひらに平気なふりで歩くガーデン
4593 6月の晴れ間はたぶん僕たちに微笑んでいる 眩しい背中
4592 席を立つ時に気づいたお揃いの筋肉痛の理由(言えない)
4591 いつまでも話していたいあと半分しかない今日にブレーキを踏む
4590 何気無い会話ころころ あたたかできっとまぁるい形をしてる
4589 こうやってきちんと食事がしたかった今は友達じゃないふたりで
4588 左側半分だけが緊張をしてるあなたの視線のせいで
4587 助手席にきみが居るのに慣れてきた当たり前に繋がれた手にも
4586 さよならの約束をした全力で愛するための衝立として☆
4585 ひとつだけ我儘を言う 当分はきみの記憶の一番に住む
4584 丁寧に調理をされて真っ白なシーツの上に飾られている
4607 いつもとは違う目線で見つめられ独占されている数時間
4606 薄荷飴ころがしているこの舌にきのうは触れた人のいること
4605 ぼんやりと心にきみを住まわせて動けなくなるキッチンの隅
4604 ふたりしかいない世界でにゃあと鳴くけものの髪を撫でる真昼間
4603 くしゃくしゃな顔は見せないバックミラー小さくなってゆくあなたには
4602 引き延ばしたくてどれだけ遠回りしてもいつか辿り着く終わり
4601 おしまいが近づいている握る手の強さ静かに叫んでいるね
4600 ふうわりと吐息重ねて六秒後なにもなかったふたりに戻る
4599 何事もなかったように立ち上がるきみに伸ばした右手(気付いて)
4598 同じこと考えているはずでしょう だから目線は合わせられない
4597 誰ひとりいない古びた建物でほどけてしまいそうな結び目
4596 景色より横顔ばかり見てしまう今日は触れられないくちびるも
4595 振り向くと向けられているレンズ越しきみのやさしい視線と出会う
4594 「綺麗だね」「ほんと」繋がれた手のひらに平気なふりで歩くガーデン
4593 6月の晴れ間はたぶん僕たちに微笑んでいる 眩しい背中
4592 席を立つ時に気づいたお揃いの筋肉痛の理由(言えない)
4591 いつまでも話していたいあと半分しかない今日にブレーキを踏む
4590 何気無い会話ころころ あたたかできっとまぁるい形をしてる
4589 こうやってきちんと食事がしたかった今は友達じゃないふたりで
4588 左側半分だけが緊張をしてるあなたの視線のせいで
4587 助手席にきみが居るのに慣れてきた当たり前に繋がれた手にも
4586 さよならの約束をした全力で愛するための衝立として☆
4585 ひとつだけ我儘を言う 当分はきみの記憶の一番に住む
4584 丁寧に調理をされて真っ白なシーツの上に飾られている
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