20130423

4414 横顔の影は引力 星屑をひとつ簡単に落としてしまう

4413 明日の朝までに天地が覆るくらいの奇跡そばにいるのは

4412 星間を辿る指先なにもかも不確かな記憶に変わるいま

4411 真隣に座ったことも夜なのも微かに触れる手も気のせいだ

4410 届かないからひとりじめしたいとも思わずいられる遠過ぎる背は

4409 許可制の恋しかできない擦れ違うたび問いかけるようなさよなら ☆

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☆印は他の方への返歌として詠んだ歌です。

KohagiUta

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