20130417

4394　春なんてきらいあの日もあの時もすべてを春のせいにして寝る

4393　ぎりぎりのとこで揺蕩うゆめなのかげんじつなのかあしたは晴れか

4392　ゆるやかな眠り曲線あと少し傾けば暗転するせかい

4391　ふわふわのおふとんにつつまれている 仕方ないからあしたも生きる

4390　スイッチを探しています ひとことも話せなかった今日を消すため

4389　思考からきみを排除するそばにいてくれない罪で実刑と処す

4388　トイレットペーパーという選択肢 安易に流されてしまいたい

4387　やわらかな紙に菫色のペンできみのこころを書き写したい

4386　あぁゆめの鯨は泳ぐ僕たちのほんの少しの未来を憂い　☆

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☆印は他の方への返歌として詠んだ歌です。