3943 エンキョリと名付けられずに半年が過ぎたどこでもドアのない恋
3942 角張ったスーツの奥に秘めし紅あふれて知らぬ人と添う夜
3941 全身に紅い小花を纏わせて指先ふるる月曜の午後
3940 背伸びした黒蝶々は余裕なくほどかれ白い波間に沈む
3939 甘すぎるお菓子はすぐに食べ飽きる少し嫌いになるね明日(あす)から
3938 遠いひとまた遠くなる気がしてるひとりシャワーに打たれる朝は
3937 この夏の弔いとして震えてる氷いちごに染められた舌
3936 珍しく音が必要ない真昼 右顎だけの咀嚼は続く
3942 角張ったスーツの奥に秘めし紅あふれて知らぬ人と添う夜
3941 全身に紅い小花を纏わせて指先ふるる月曜の午後
3940 背伸びした黒蝶々は余裕なくほどかれ白い波間に沈む
3939 甘すぎるお菓子はすぐに食べ飽きる少し嫌いになるね明日(あす)から
3938 遠いひとまた遠くなる気がしてるひとりシャワーに打たれる朝は
3937 この夏の弔いとして震えてる氷いちごに染められた舌
3936 珍しく音が必要ない真昼 右顎だけの咀嚼は続く
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