3543 ぎゅっと目を閉じて感触だけを追うふたりのそらに今昇ってく
3542 帰宅後のメールは減って夜更かしな君はいま別世界にいるね
3541 その指はこの肌に触れるためでなくコントローラー繰るために在る
3540 攫われてしまいそうだよ君の目が画面ばかりを見ているうちに
3539 とけかけのアイスをわけてあげるから境界線もあやふやにして
3538 指先に滴る果汁を舐めとって瞬間君は体内にいる
3537 さよならを告げたその日に触れたいと思う つまりはそういうことだ
3536 肉眼で金星通過を見た朝にまた増えていた頬の黒点
3535 オレンジの空気に淡く包まれてはっきりしないつま先と影
3542 帰宅後のメールは減って夜更かしな君はいま別世界にいるね
3541 その指はこの肌に触れるためでなくコントローラー繰るために在る
3540 攫われてしまいそうだよ君の目が画面ばかりを見ているうちに
3539 とけかけのアイスをわけてあげるから境界線もあやふやにして
3538 指先に滴る果汁を舐めとって瞬間君は体内にいる
3537 さよならを告げたその日に触れたいと思う つまりはそういうことだ
3536 肉眼で金星通過を見た朝にまた増えていた頬の黒点
3535 オレンジの空気に淡く包まれてはっきりしないつま先と影
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