20120409

3066 君だけを唯一のものとしないようさくらよ淡くそこここで咲け

3065 満開のさくらさくらよこんなにも正しい恋をしてみたかった

3064 ふたりいたあの日が遠くなってゆく それでも淡くさくらはひらく

3063 すぐ消えてしまうのだろう さくら色した言葉だけくれる優しさ

3062 ふくらんでしまわぬように固くする蕾のままで朽ちてゆけ、恋

3061 淡いろの言葉よ滲め記憶から君だけ消してしまいたい朝

3060 特別なすきをください傾いてしまいたくなる春を呼ぶ声

KohagiUta

Kohagi Chihara|tanka & design|

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