20120317

2946 何千も何万も溢れる恋のたったひとつでいい 君がいい ☆

2945 ホットティだった紅茶も冷え切った指先と共に彼の人を待つ

2944 緊張を持て余し待つこの駅にきっと何千何万の恋

2943 待ち合わせ駆け寄る君の乱れ髪撫でて僅かな今日は始まる

2942 「久しぶり」交わした場所はあの辺り一年前と変わらない駅

2941 人波を見下ろすカフェであの人に似た人ばかり追いかける目は

2940 水分で満ちた空気に頬晒し今なら雨のせいにもできる

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☆印は他の方への返歌として詠んだ歌です。

KohagiUta

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