20110919

2068　変わらないように見えてた君と僕 毎日少しずつ開く距離

2067　ねぇ君にメールしたくなる夜もある世界は何も変わらないのに

2066　わたしからメールはしない今君が誰かと居るの知っているから

2065　バトンパスする瞬間だけ待っている言えない恋の果ての君の手

2064　喧騒の合間を縫って西校舎裏今日だけは誰も来ないし

2063　ぽっかりと空いた隙間にするり君紛れ込ませた秋の失敗

2062　君の腕の中でふくれた孤独ごと棘さえもやわらかになってく　☆

2061　全身に棘立つこの身構わずに抱いてくれたら君に堕ちよう　☆

2060　無理をしていると知ってる君に向け棘立つ心をまるくできたら

2059　君のため彩る爪は心より先に染まった人工ピンク

2058　ありきたりの言葉なんて退屈でそれなら無言で不安にさせて

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☆印は他の方への返歌として詠んだ歌です。