20110218

1554 白き朝 君の跳ねた髪撫で付ける私だけに許された幸福 ☆

1553 君の肩越し進みゆく長針に急がないでと無言の祈り ☆

1552 恋映す君の視線にほかほかと火照ったこの頬 触れてもいいよ ☆

1551 返事することすら面倒臭い日もあるんだ ひとことだけ言うよ「ニャー(すき)」
                                 ※猫短歌

1550 凛とした黒のソックス引き上げて決意にも似た新しい朝

1549 君の望む恋が見えない 手に触れるだけで繋がる心が欲しい ☆

1548 沈黙にすぐキスをする君の癖やめて 欲しいのは幼稚な接触 ★

1547 保護者など欲しくはないの心配や小言のメールそれ嫉妬よね ★

1546 あたたかな恋のまなざしにたゆたって夢の中でも抱きしめていて ☆

1545 突然の「すき」に大きく目をみはる君 …エイプリルフールにしとく。
                       ※「はる」と「春」短歌

1544 次々と溢れる涙をこする目に春まだ遠くあくびをひとつ

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★印のある歌は、題詠blog2011のお題に沿って詠んだものです。
☆印は他の方への返歌として詠んだ歌です。

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