20110210

1476 騙されたふりしてあげる でたらめな言い訳並べる君の唇

1475 洗えずに見つめる鏡 指先の感触残るまだ紅い肌

1474 幻の海は満ち潮もどかしい境界線も溶かしゆく熱

1473 重ねてた記憶の層を掘り返す君と新しい恋に落ちよう

1472 髪に頬に腕に指に脚 私ごと君に触れられる準備する朝

1471 手の中で失われていくその光 届かないままでいればよかった


1470 暗闇を探る手きみのスイッチに触れた瞬間広がる蜜夜

1469 故障しているのかそれとも電池切れ?出来れば修理をしたい恋です

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1471~1476は題詠blog2011のお題に沿って詠んだものです。

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