20110208

1455　何となく噛み合わぬ夜 掛け違えしたボタン留める指も寒くて

1454　しっとりと咲いたこの花は君が下手くそな口づけ重ねた結果

1453　「固まった心耕しふかふかにするため」デートに誘う言い訳

1452　泣くように呟いた本音 さよならの５分前 少しは困ってよ

1451　ひらり瞼の裏よぎる懐かしい姿このまま目は閉じておく

1450　まさかさま落ちていく恋は兎穴夢見た少女の頃知りもせず

1449　細やかな気遣いが減る二年目の君がますます愛おしくなる

1448　ふと君がこぼす幸せのかたちにはなれない尖った爪を切っても

1447　膝頭ふれた初めてのあの夜の震えるキスからやり直そうよ


1446　この部屋に居る間だけは君のもの 好きにして良い壊しても良い

1445　会いたいと想うだけなら簡単で何の覚悟もないわたしたち

1444　愛だとか恋だとか友達だとかどうでもいいんだ君に会いたい

1443　さみしさを見せつける君の黒髪は心細げに膝をくすぐる

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題詠blog2011に参加し、投稿を始めました。
1447～1455は、題詠blog2011のお題に沿った歌です。
お題を詠み込むのは楽しいけど難しいです。
…でもやっぱり楽しい(*´ω｀)