20101121

1172 いつだって受身過ぎる君 一度くらい思うまま好きにされたい気分

1171 また君の腕と唇その熱で触れて溶かして凍りつく恋

1170 甘過ぎる言葉並べた君からのメール 溜息の理由(わけ)気付いてる

1169 意地悪に微笑んで欲しい ひたすらに優しいだけの君は要らない

1168 包まれて聞いた鼓動と温もりを忘れてしまった ←会いたい理由。

1167 あの日から思考に薄く靄掛かり踏み出せず居る新しい恋

1166 記憶などすぐに薄れる 脳の奥まで刻み込む傷を頂戴

1165 メールさえしない関係 けれどこの想いは離れたあの日のままで

1164 口が裂けても言わないわ この胸が君を求めて疼くだなんて

1163 傷だとか寂しさだとか肯定し君は飛び込む酸性の恋

1162 文字と文字 その行間に君がまた隠した恋を見ないふりする

1161 危なげな距離を保ちつ君と僕 変わらぬふりで触れぬ深層

1160 無理矢理に堕として欲しい 強い手で包んで甘く囁いてみて

1159 どんなにか甘やかな言葉浴びようと沈黙の鼓動 ごめん 恋じゃない

1158 青空を映したいつものカフェオレが冷めるを見守る一人のカフェで

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とりあえず詠めてなかった二日間取り戻すための15首おわし。

KohagiUta

Kohagi Chihara|tanka & design|

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